大阪市城東区

股関節 誰でも出来る簡単な運動

痛みを予防、改善するために股関節の動き、可動性を良くする必要があります。股関節とは、骨盤と大腿骨(太ももの骨)とをつなぎ合わせる関節です。
股関節の構造を説明すると、大腿骨の先端にあるボールの形をした大腿骨骨頭と、骨盤側で骨頭の受け皿になる深いお椀の形をした臼蓋との組み合わせでできた、球関節と呼ばれる関節形態です。正常な股関節では、寛骨臼が骨頭の約4/5を包み込むことで関節を安定させています。股関節には、普通に歩くだけでも体重の3~4倍の力がかかるといわれています。この力を支えられるよう、股関節は筋肉や腱などで全体を覆われており、安定性を保ったままいろいろな方向に動かすことができます。
股関節の機能を正常に維持するためには、関節の骨に負担をかけすぎないようにしながらも、まわりの筋肉を常に鍛えておくことが非常に大切です。
次ぎに股関節の役割を紹介します、股関節は体の中でも人間の動作に深く関わり、繰り返し使用する部位です。股関節には、体を安定させたり、関節内で起こる摩擦や衝撃のダメージを減らすための優れた機能が備わっています。股関節内の2つの骨の表面は、軟骨という2~7mm厚の水分の多いクッションの様なもので覆われています。また、股関節は関節包という袋に包まれ、その中は関節液と呼ばれる液体で満たされています。関節液は、関節を滑らか に動かす潤滑油の役割を果たすと共に、軟骨に酸素や栄養を与えています。

すなわち、股関節は身体全体を支えるのに非常に重要な関節であり、体重の負荷がかかりやすく痛めやすい。
そして痛めると身体のバランスが損なわれるため二次的な痛みを引き起こす原因になりかねないと言うことがわかります。

そこで、ご自宅でも簡単にできる股関節の運動を2つをご紹介したいとおもいます。

以下の手順で行ってみてください。

運動①
①床に座り両足を大きめに広げる
②足の親指側を内側に倒すようにして足を内側に回転させる。
③②と反対に足の小指側を外側に倒しながら足を外側に回転させる。
④①〜③を1日2~3回行う。(1セット5~6回繰り返す)

運動中は息を止めることなく、ゆっくり呼吸しながら行うようにしてください。

運動②
①立った状態で足を肩幅ほどに広げ、足先を気持ち外側に向けて開く。
②両手を頭の後ろで組み、顔は正面を向いたまま、息を止めず呼吸をしながら膝をゆっくり曲げていく。
③膝を曲げたまま1秒停止し、ゆっくりもとに戻す。
停止するのがつらい場合には、無理せずに、ゆっくり曲げて戻す動作だけでも大丈夫です。
④①〜③の動作を20~50回ほど繰り返す。

膝を曲げる際、前かがみになり過ぎると、膝や腰に負担がかかることもあります。
なので、この運動をやるときは壁に向かって立ち、両手を壁に当てながら膝を曲げると姿勢が安定し、前かがみになりません。

股関節の運動を行うと、股関節周辺の筋肉をほぐし、柔らかくします。
すると股関節をスムーズに動かせるようになり、可動域も広げられます。
また、股関節の運動をやるとお尻や太ももの筋肉も動かすので、この運動は股関節を支える筋力を強化してもいるのです。
無理なく続けられる範囲で運動するようにしてください。

関連記事→筋力不足がもたらす影響のブログはこちら

(2019年4月16日)


免疫力アップ 足湯

こんにちは、大阪市城東区東中浜のあうる整体整骨院です。
昨日は成人の日ですね。
新成人の皆様、本日はまことにおめでとうございます。
年が明け、1月も約半分が過ぎてこれから訪れる2月に向けて気温はどんどん下がります。
そこで気をつけなくてはいけないのが、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染です。

寒い時期は体温も下がり、体の免疫機能はおちてきます。
この時期だからこそ体を温めることが大切です。

本日は「第2の心臓」とも呼ばれる足、特に毒素が溜まりやすい足裏から毒素のデトックスにも効果があり、なおかつ温熱療法としても効果のある足湯をご紹介させていただきます。

足裏には実に様々なツボが集中しています。足指の先から踵に至るまで、体内の全ての臓器や手足の各部位に対応する反応点がくまなく分布しており、特定の臓器や手足部分に対応する部位の反応点を刺激するだけで、それらの健康改善や疲労回復に極めて大きな効果をもたらすのです。

ちなみに身体の内外どの部位に疲労が溜まっていたり不健康であるかは実際に足裏をくまなく押していけば分かります。

痛みを強く感じた部位があればそれに対応する器官が弱っている証拠です。

痛い部位が見つかればそこを集中してマッサージし刺激します。

これらの条件に該当する足裏を強く押したり揉んだりと刺激を与えると、大変気持ちが良いです。

もっと簡単に足裏全体の循環を改善させる方法として足湯があります。。

足裏は現代人の悩みとして疲労の溜まり易い傾向の強い部位というのがあります。

特に眼精疲労、胃腸虚弱、そしてストレスや睡眠不足は多くの人が感じる不調ポイントです。

もちろんこれらに対応する足裏ツボの部分は踵になります。

踵を刺激すると足全体の疲労は楽になります。

眼精疲労に効く部位は足指、特に中指や人差し指の付け根が対応します。

胃腸虚弱には少し凹んだ土踏まずの部位が、そしてストレスや睡眠不足には親指の真ん中が対応します。

前述の様に各部位に疲労やストレスを感じていれば、対応する足裏部位を押すと大変効果がありますが、全体を温めるとそれぞれの相乗効果でより体質改善に近づきます。

そこで足裏を足湯器を使って温めるのです。徐々に末梢からの血流が改善し、次第に足全体がリラックス効果で楽になっていくのを実感します。

足裏を温めることによって血流が改善するため、冷えやむくみの改善につながります。足は心臓から遠いため血流が悪くなりやすく、重力によって水分がたまりやすいので、体のなかでももっとも冷えやむくみが起こりやすいところです。足裏の血流改善によって溜まりがちな老廃物を流し、体質を改善すれば、冷えやむくみの悩みも改善し、毒素の排出、デトックス、免疫力アップにも効果があります。

関連記事→鍼灸治療についての記事はこちら

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(2019年1月15日)


鍼灸治療 年末年始にかけての体調維持

こんにちは、大阪市城東区東中浜のあうる整体整骨院です。
もうすぐ12月、年末年始に向けてなにかとお忙しい時期になりますね。
今年中に終わらせなくてはいけないお仕事をかかえておられる方、忘年会や新年会のスケジュールを調節されている方も非常に多いのではと思いますが、注意する必要があるのは一年の疲れが出ている中での多忙による免疫力低下です。
免疫力とは本来私たちの体に備わっている、生命維持に大事な機能です。
外部から入ってくるウイルスやばい菌、細菌に対して抗体を作り、体が病原菌に侵略されるのを阻止するはたらきがあります。
ではなぜ、免疫力は低下するのでしょうか?
体が弱る原因のほとんどは生活の不摂生です。
ストレス、睡眠不足、暴飲暴食がそれに当たります。
免疫力の低下をそのままにしていると、風邪やインフルエンザ、最近では風疹などの病気を引き起こす可能性がとても高いです。
東洋医学の世界では免疫作用をアップさせるには腎の気を上げると良いといわれています。
腎は生命維持に大切な働きをしており、腎は生命の源とよばれるほど、腎の機能低下は免疫に大きく関係します。
腎の気は寒さに弱く、就寝中に蓄えられるといいます。
皆様も体をしっかり温めて、たっぷり睡眠をとり疲れを蓄積させないことが免疫力の維持にもつながりますので、衣服や食べ物、就寝時間を工夫されてはどうでしょうか。

免疫力を上げるにはツボを刺激することも非常に効果的です。
今日は免疫力を高めるために効果的なツボを2つご紹介させていただきます。

1.兪府(ゆふ)
場所は胸骨という胸の骨と鎖骨が合わさる角のしたにあるツボです。
親指を使って10秒から20秒持続圧迫を軽く加えることで免疫力を生み出す働きの他、自律神経の調節にも効果的でお灸をすると、身体が休まりやすい体質にかわり免疫力をあげるにはとても良いツボです。

2.中かん
場所は先程の胸骨の下部の先とお臍を結んだ真中の点にあたり消化器系の疾患にも効果があります。

両方とも体の体質、状態も考慮しますが、お灸をおすすめしています。
お灸は体を温め体温を上げて免疫力をアップさせます。
これからの寒くなる季節は体力が弱り、外敵から身を守る力が弱くなる傾向があらわれます。

風邪やインフルエンザになる前に早めの対処、病気になりにくい体作りが大切です。
原因がわからないが体調が不安定だ、身体がおもい、ぼーとするなどの不調はあぶないサインです。
少しでもへんだなと感じたらすぐに当院にご相談下さい。

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(2018年11月28日)


鍼灸治療と筋肉の痛み

こんにちは、大阪市城東区東中浜のあうる整体整骨院です。
皆様は筋肉痛やこむら返りなど筋肉のトラブルをご経験はございますか?突然くるあの痛み、お辛いですよね。
今日は筋肉の痛み、筋肉痛を例にあげ、鍼灸治療が筋肉の痛みにどのように効果があるかをご説明させていただきます。
筋肉痛は運動をした翌日以降などに使った筋肉に痛みが起こる現象です。症状がひどい場合は、運動はおろか日常の歩行さえ困難になるほどの痛みを伴います。
筋肉の痛みを取るには収縮して固まった筋肉を弛緩させし、収縮、弛緩のメカニズムを、正すことが大切です。
筋肉の収縮、弛緩のメカニズムは次のようになります。

筋肉の収縮
➀脳から筋肉の運動神経へ収縮指示が入る

➁筋繊維の中の筋小胞体(筋の収縮に必要なカルシウム等を蓄える袋状の膜)からカルシウムイオンが放出される

③カルシウムイオンに反応した筋繊維がお互いを引き寄せ合い、筋肉が縮む
筋肉の弛緩

①脳から筋肉の運動神経へ弛緩指示が入る
②筋繊維からカルシウムイオンが「酸素」を介してが筋小胞体に戻る
③カルシウムイオンの反応が消え筋繊維が引き寄せ合うのを止め、筋肉が弛む
すなわち、筋肉は「酸素」がなければ緩むことが出来ないことです。
ドロドロの血液や、冷えや、悪い姿勢などの原因で無意識に筋肉に力が入り続ける状態で血管が圧迫が続くと、血液の循環が悪くなり、細胞が酸素不足になります。すると、カルシウムイオンが筋小胞体に戻らなくなり、筋肉の硬直が発生します。
筋肉が硬直すると、その痛みから筋肉を動かさなくなることで、さらに血行不良が悪化し、結果、痛みを悪化してしまうという悪循環が発生します。
辛い痛みから抜け出すためには、その原因の基である血行不良を早いうちから改善することが大切です。
鍼は、自然治癒力を利用して血流を増加させる効果があります。
その結果、収縮し痛み続ける筋肉にも酸素が行き渡り、筋繊維がカルシウムイオンを放出され、筋肉が弛緩します。
そうする事により筋肉の運動性が上がり、血行が良くなります。
細静脈・毛細血管でのポンプ運動を助け、乳酸の排出を早めるためです。
当然、血行が良くなれば、酸素や栄養も送られるようになりますので痛みの緩和にも効果があらわれます。
このように鍼灸治療は筋肉の痛みに対して、速攻性の効果をあらわします。
辛い筋肉の痛みにお悩みの方は当院の鍼灸治療を是非お受けください。

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(2018年10月17日)


注意!この暑さ、危険です!!

こんにちは、大阪市城東区東中浜のあうる整体整骨院石本です。

皆様、今年のこの記録的な猛暑、いや、酷暑。

お身体崩されてはいませんか?

本当に注意しなくてはいけないのが問題になっている熱中症です。

今日は熱中症にならないための予防と注意点について皆様にお話したいと思います。

熱中症は、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。夏は、気温とともに体温も上昇するので、体は発汗によって体温を下げようとします。その汗には、水分だけでなく塩分も含まれており、この両方が失われることで脱水症に。脱水症を放っておくと、熱中症、熱射病へと症状が移行します。

脱水症

水と電解質(塩分が水に溶けると電解質になります)で構成される体液が汗で失われ、その補給ができていない場合に生じます。脱水症になると、血液の量が減り、血圧が低下。必要な栄養素が体に行き渡らなくなり、不要な老廃物を排泄する力も低下します。また、食欲不振などの原因にもなります。さらに、骨や筋肉から電解質が失われることで、脚がつったり、しびれが起こることもあります。脱水症が、熱中症のさまざまな症状を誘発します。熱中症
熱中症とは気温の高い環境で生じる健康障害の総称です。体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、倦怠感、けいれんや意識障害などの症状が起こります。

重症度1度 めまい・立ちくらみ・こむら返り・大量の汗

対処法・涼しい場所へ移動・安静・水分補給

重症度2度 頭痛・吐き気・体がだるい・体に力が入らない・集中力や判断力の低下

対処法・涼しい場所へ移動・体を冷やす・安静・十分な水分と塩分を補給。症状が改善されれば受診の必要なし。水分を自力で摂取できない場合や症状に改善が見られない場合は受診が必要。

重症度3度 意識障害・けいれん・運動障害

対処法・涼しい場所へ移動・安静・体が熱ければ冷やす。ためらうことなく救急車を要請。
そしてよく混同されやすい熱射病ですが、これは熱中症のひとつです。脱水症がすすみ、体温を調節する働きが追いつかなくなることで40℃を超える高体温になり、脳の体温調節中枢機能が麻痺して起こります。意識障害やショック状態になることも。熱射病がもっとも危険で、死亡することもまれではありません。

熱中症は炎天下だけではありません。

熱中症は炎天下特有のものではなく、湿気の多い時期や曇りの日、日中だけでなく夜間、屋内でも起こる可能性があります。温度が高い、ムシムシする、日差しがきつい、風がない、急に暑くなったなど、体内の熱を体外にうまく放出できず体を冷やせない状況にあるときは、どんな時、どんな場所でも注意が必要です。

室内では無理はせず、扇風機やクーラーを活用し、適度な気温、湿度を保ちましょう。もし外出先などで体調に異常を感じたら、風通しのよい日陰や、クーラーが効いている室内へ。きついベルトやネクタイはゆるめ風通しを良くし、体からの熱の放散を助けます。皮膚に水をかけ、うちわや扇風機などであおぎ、体を冷やすのも方法の一つです。いかに早く体温を下げることができるかが悪化させないポイントです。以上の事から今のうちからの熱中症対策が必要です。今年のこの暑さは、気象庁からも外出厳重注意がでるなど、命の危険性すら考えられています。皆様もよほどの用事がない限りはできるだけ涼しい室内で体力の温存をおねがいします。

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(2018年7月18日)


背骨のカーブ

こんにちは、大阪市城東区東中浜のあうる整体整骨院です。

当院は患者様のお身体を診させていただく上で姿勢のバランスを最重要視しております。

今日は姿勢を語るうえで欠かすことが出来ない背骨のお話です。

背骨は医学用語で、脊柱や脊椎と呼ばれています。
円柱型の骨に、脊髄を通す輪っかがついていて、
それが積み木みたいに積み重なったものが
いわゆる「背骨」というものになります。
首の骨を頚椎(けいつい)7コ
胸の骨を胸椎(きょうつい)12コ
腰の骨を腰椎(ようつい)5コ
お尻あたりを仙椎(せんつい)1コ
といいます。
背骨は頚椎で前弯し、胸椎で後弯、腰椎で前弯するというS字のようなカーブを描いています。
何故、このようなカーブを描くかについては、
次の2つの理由があります。
まず一つ目の理由は臓器を保護するためです。
胸腔臓器(心臓や肺)を入れるためのカーブと
腹腔臓器(腸やその他)を入れるためのカーブ
があります。
これがあることによって
内臓器を守ることができます。
特に心臓については肋骨により厳重に保護を受けています。
二つ目の理由は脳を守るためです。
たとえば
走ったりジャンプして着地したりして
下から大きな衝撃が加わったとき、
背骨がカーブがなくまっすぐだとしたら
脳にはかなりの衝撃が突き上げてきます。
 S字カーブがあることでこのように衝撃を逃がすことができます。
体は自分にとって一番大切な脳を守るための仕組みができているんです。
人間のカラダの構造にはすべて理由があります。
まだまだ解明されていないことも多いですが、私たちは人体の構造を日夜研究し、皆様の元気な体づくりに貢献していきたいと望んでいます。

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(2018年7月11日)


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