ストレス
心が疲れた時に押すツボ
こんにちは、いつもあうる整体整骨院のブログをご愛読いただき誠にありがとうございます。
鍼灸師の石本と申します。
今、依然猛威を奮い続けているコロナウイルスですが、世界的な問題になっております。
生活面でも外出の自粛が続き、ストレスや不安を多くかかえていらっしゃる方もいるのではと思い、本日は気持ちが疲れてしまったときに効果のある経穴(ツボ)をひとつだけご紹介したいとおもいます。
ストレスのある状態を東洋医学では気虚(ききょ)といい、希薄なエネルギーが胸や頭を力なくゆらゆらと
巡っていて、胸も頭も力なく弱々しく、体も薄ら寒いといった状態を示します。
この状態に陥ると、風が吹いても倒れそうなほど、エネルギーや血が不足し、特に、頭や胸のエネルギーが希薄なので、ストレスがかかり、倒れそうになったり、具合が悪くなってしまうこともあります。
そんな時にエネルギーの充実ぶりを感じとる時に使うツボである労宮(ろうきゅう)というツボをご紹します。
気血(きけつ)の流れ、いわゆるエネルギーの通り道は指の先から腕の内側を通って胸につながるラインに存在するので、まずはここを刺激してエネルギーを取りこみ、充実させます。
また、血流も悪くなり十分に循環していないので手足が冷たいことがあり、ストレッチをして血流を促し、手を温めることで、さらに巡りがよくなります。
セルフマッサージとしてもこの労宮を押えたりストレッチするのは大変効果的ではありますが、誰かにやってもらうと、不安な気持ちが癒えて、心がフッと軽くなります。
それでは、先程からご紹介していた労宮を押してみましょう。
場所は手のひら上に存在し、握りこぶしを作った時
に、中指の先と、薬指の先が当たる場所に存在します。
この部分を親指でグイグイと押すとじんわりと手が暖かくなります。
ここからさらに効果的な方法として、労宮をストレッチする方法をご説明します。
方法は手のひらを横に開いたり、外側に返して、手のひらから指先まで温かくなるように伸ばします。
ストレッチもマッサージ同様、誰かにやってもらうと非常に気持ちよく効果的です。
その他の体の不調にも効果があると言われており、うつやパニック発作、口内炎にも改善に役立ちます。
今は感染拡大を予防するため誰もが毎日、疲れを感じる日常を送っていらっしゃるのではと思います。
ニュースや報道をみても気持ちが暗くなったり、落ち込むこともあると思いますが、なんらかの気晴らしになってくれれば幸いかと思い、このツボをご紹介させていただきました。
是非、おためしになってください。
(2020年4月12日)
頚の痛み 偏頭痛の原因
こんにちは! いつもあうる整体整骨院のブログをご覧いただきありがとうございます。
近頃患者様のお悩みを聞かせて頂いている中で、頚の痛みやかたの痛み、そこから発展して頭痛が起こるというお悩みをよく耳にします。
ズシンとくるあの重く嫌な痛みはなぜ起こるのでしょうか?
今日は偏頭痛のメカニズムについてお話させていただきます。慢性に起こる頭痛のなかでも最も多くみられるタイプとして緊張型頭痛という種類の頭痛があります。うつむき姿勢や過度な緊張、ストレスなどが重なって起こると考えられています。
緊張型頭痛は、頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛みが特徴の頭痛です。
動いて痛みがひどくなることはありませんが、肩や頚の痛み、めまいやふらつき、全身の倦怠感などを伴うこともあります。
子供から高齢者まで、どの年齢層でもみられ、時々頭痛が起こるタイプ(反復性緊張型頭痛)と、毎日のように頭痛が続くタイプ(慢性緊張型頭痛)とがあります。
緊張型頭痛は、身体的ストレスと精神的ストレスが重なることによって起こります。身体的ストレスとは、長時間のパソコン操作やうつむき姿勢などが考えられます。
就寝時の合わない枕など不自然な姿勢や、体の冷えなども身体的ストレスにあたります。そのような状態が続くと、首筋から肩にかけての筋肉が持続的に緊張し、頭痛が起こります。
頚から肩、背中にかけての筋肉や頭の筋肉が緊張することで起こるといわれています。
筋肉の緊張が高まると、筋肉内の血流が悪くなり、筋肉の中に乳酸やピルビン酸などの老廃物がたまります。
それが周囲の神経を刺激し、締めつけられるような痛みを起こします。
また、精神的ストレスは、筋肉の緊張がなくても頭痛を引き起こすことがあります。
神経の緊張が毎日続くと、筋肉の緊張のコントロールや痛みを和らげる脳内システムの異常によって、筋肉が緊張していなくても頭痛が起こるようになってしまうのです。
緊張型頭痛を予防するためには、ストレスをうまく解消することが大切です。
日頃から適度な運動をしてもらう事をおすすめします。
仕事や勉強で長時間、机の前に座りっぱなしのことが多い人は、こまめに休憩をとって気分転換をはかり、ときどき背すじを伸ばすなどして、筋肉をほぐし同じ姿勢が続かない様に心掛けてください。
ゆっくりと入浴したし緊張を解きほぐす事が大事です。
当院にも頭痛に特化したヘッドマッサージというコースがあるのでいつでもご相談ください。
(2019年11月11日)
心が疲れた時のツボ治療 「労宮」
こんにちは、大阪市城東区東中浜のあうる整体整骨院です。
日頃、お仕事や家事、人間関係などから知らず知らず心にしこりができてしまうことはありませんか?
知らず知らずに心に溜まったストレスはいつの間にか自律神経を乱れさたり、精神的な疾患の引き金になることも多々あります。
そのような状態になった時、今日ご紹介する「労宮」というツボに影響が表れやすいです。
労宮は心包経という経絡に属するツボで自律神経の調節やストレスの緩和に効果があります。
労宮の場所は掌にあり、薬指を曲げ、指先が手掌にふれるところが「労宮」です。
手の先端、足の先端を温めると全身に血流が行き届き精神的なリラックス効果があるので、この労宮にお灸をすると非常に精神的な安らぎが与えられます。
その他、冷え症にも効果がありこれからの季節おすすめです。
末梢神経を温めるとからだには非常に良い反応がおこります。
とくに自律神経のバランスがくずれている症状にお困りの方には副交感神経を優位にする働きがあるので、自宅でもお風呂でお休み前にしっかり温めて頂くとよるもぐっすり睡眠をとって頂くことが出来ます。
不眠症や睡眠障害でお困りの方は是非お試しいただくとよいかもしれません。
仕事のストレスなどで夜眠りにくい方や悩みを抱えている方には必ず治療穴として入れているツボなので良い結果が生まれてくれると思います。
Google検索で
上記クリックして頂くと
お問い合わせやご来院までの道のりや所要時間が簡単になります☆
(2018年11月19日)