頚椎

頚の痛み 肩こり解消トレーニング

頚と肩な密接に関係しており、頚椎から肩甲骨につながる筋肉の緊張や運動性の低下により、首から肩にかけての倦怠感、疲労感をかんじるようになります。
いわゆる肩こりです。
肩こりは今や現代人では経験したことが無い人がいないほどの身近な症状です。
近年OS機器の普及やスマートフォンの利用者増大で頚・肩・腕を大きく動かして運動するといったような動作が意識しなければできない状態になっていると思います。
運動する機会を失うと筋肉はどうしても硬くなる傾向があり、筋肉自身が持つ伸展・収縮運動が行えなくなってきます。
筋肉には唯一どんな生き物にも共通する特徴があります。
それは自分自身で伸ばせないという事です。
それにより第三者によるストレッチなどにより縮み過ぎた筋肉を伸ばしてあげる必要があるのです。
しかし、普段の仕事や家事などで時間がなく整骨院やリラクゼーションサロンなどでストレッチやマッサージなど筋肉に刺激を与える暇もないという方はどのようにして筋肉疲労を解消していけばよいのでしょう?
筋肉疲労、特に肩こりの場合筋肉を鍛え肩こりが起こらないようにする事で肩こりが起こりやすい姿勢を回避する事ができます。
肩こりが起きやすくなる姿勢とは前屈みで肩が内側に巻き込んだ姿勢が多く、肩こりだけでなく腰痛も併発する事が多いです。
この姿勢を改善させるにはまず胸を張り、顎を引き、肩を広げる状態をとります。
これに必要な筋肉を鍛えるトレーニングとして、
①肩を両耳につくぐらいあげて止めて5つ数えおろす。
②頭を前後左右に倒したり回したりする。
③頭の後ろで手を組み両肘をはる、また、左右に傾ける。
④背中の後ろで手を組んで後ろへ伸ばす。
⑤体の前で手のひらを裏返しに組んで前に伸ばす。

仕事の合間など疲れを感じたときに気軽に運動してもらえると肩周りの筋肉のリラックスにもなります。
無理のない範囲で1回5から10分程度で実施していただけると効果があります。
たかが肩こりと思ってあなどっていると筋肉は硬くなりすぎると血流障害が起こり、高血圧や脳硬塞の原因にもなりかねません。
疲れや重さを感じたら無理をせずなんらかの対処が必要です。
当院は木曜日以外、日曜祝日問わず診療しております。
お体のお悩みであればどんな些細な事でも構いません。
当院にご相談ください。
今年もあと一ヶ月です、元気に健康に今年もあと残り少なくなってきましたが仕事に家事にもうひと踏ん張り頑張っていきましょう!

(2019年11月26日)


頚の痛み 偏頭痛の原因

こんにちは! いつもあうる整体整骨院のブログをご覧いただきありがとうございます。
近頃患者様のお悩みを聞かせて頂いている中で、頚の痛みやかたの痛み、そこから発展して頭痛が起こるというお悩みをよく耳にします。
ズシンとくるあの重く嫌な痛みはなぜ起こるのでしょうか?
今日は偏頭痛のメカニズムについてお話させていただきます。慢性に起こる頭痛のなかでも最も多くみられるタイプとして緊張型頭痛という種類の頭痛があります。うつむき姿勢や過度な緊張、ストレスなどが重なって起こると考えられています。
緊張型頭痛は、頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛みが特徴の頭痛です。
動いて痛みがひどくなることはありませんが、肩や頚の痛み、めまいやふらつき、全身の倦怠感などを伴うこともあります。
子供から高齢者まで、どの年齢層でもみられ、時々頭痛が起こるタイプ(反復性緊張型頭痛)と、毎日のように頭痛が続くタイプ(慢性緊張型頭痛)とがあります。
緊張型頭痛は、身体的ストレスと精神的ストレスが重なることによって起こります。身体的ストレスとは、長時間のパソコン操作やうつむき姿勢などが考えられます。
就寝時の合わない枕など不自然な姿勢や、体の冷えなども身体的ストレスにあたります。そのような状態が続くと、首筋から肩にかけての筋肉が持続的に緊張し、頭痛が起こります。
頚から肩、背中にかけての筋肉や頭の筋肉が緊張することで起こるといわれています。
筋肉の緊張が高まると、筋肉内の血流が悪くなり、筋肉の中に乳酸やピルビン酸などの老廃物がたまります。
それが周囲の神経を刺激し、締めつけられるような痛みを起こします。
また、精神的ストレスは、筋肉の緊張がなくても頭痛を引き起こすことがあります。
神経の緊張が毎日続くと、筋肉の緊張のコントロールや痛みを和らげる脳内システムの異常によって、筋肉が緊張していなくても頭痛が起こるようになってしまうのです。
緊張型頭痛を予防するためには、ストレスをうまく解消することが大切です。
日頃から適度な運動をしてもらう事をおすすめします。
仕事や勉強で長時間、机の前に座りっぱなしのことが多い人は、こまめに休憩をとって気分転換をはかり、ときどき背すじを伸ばすなどして、筋肉をほぐし同じ姿勢が続かない様に心掛けてください。
ゆっくりと入浴したし緊張を解きほぐす事が大事です。
当院にも頭痛に特化したヘッドマッサージというコースがあるのでいつでもご相談ください。

(2019年11月11日)


頚の痛み 曲げる角度により出る痛み

首から肩にかけて出る痛みに悩まされている方は、パソコンを使ったデスクワークやスマートフォンの使いすぎなど現代社会では非常に多いのではと思われます。
よく肩が凝っているなど表現されるいわゆる肩こりから重症性の上肢に放散する痺れを伴う症状まで今日は首から肩にかけて起こり得る疾患を説明させていただこうと思います。
首、頚部と言われるこの部分の解剖的な位置関係からご説明させていただきます。
まず、体の基礎となる背骨、脊柱から説明します。
脊柱は頚、胸、腰とパートがわかれていて、今回取り上げさせていただく頚の部分は7つの椎体から成り立ちます。
一番上にある第一頚椎、環椎と呼ばれる椎体は後頭骨(後頭部)の下にあり頭を支えています。頚はいろいろな方向に動く事ができます。
これは第一頚椎、環椎と第二頚椎、軸椎とが特別な形をしているため頭を左右に回すことが出来る為です。
第三頚椎以下は同じような形をしています。
頚椎は前方の円柱状の椎体と後方の椎弓、そしてこれを結び付ける椎弓根からなっています。
椎弓の後方のとがった部分を棘突起といいます。
第二頚椎以下の椎体と椎体の間には椎間板と呼ばれるクッションの役割をするものがあります。
上下の椎弓の間のつなぎ合わせる部分は関節になっており椎間関節とよばれています。
椎体の後ろ部分には椎弓根と椎弓が作る空洞があり椎孔といいます。
上下の椎孔が重なる事により脊柱管が作られます。
この様に複雑な仕組みを持った頚椎は非常にトラブルを抱えやすい部位と考えてよいでしょう。
最もよく聞く頚の痛みとしては頚椎椎間板ヘルニアが思い浮かびます。
頚椎椎間板ヘルニアとは先ほど説明した椎間板が破れ中の組織が飛び出し椎体と椎体の間から出ている神経を圧迫するのがヘルニアと言われています。
ヘルニアの重大な症状としては神経根の圧迫による上肢の痺れですが、頚の動きにより神経根への圧迫を助長してしまうことがあります。
臨床検査法でも用いられる検査法でジャクソンテスト、スパークリングテストというものがあえてこの動きをし痛みの再現をだすテスト法ですが、まずジャクソンテストは頭部を背屈させ下方に押さえる事で上肢の痺れを再現するテストで、スパーリングテストは頭部を後屈、側屈し側屈側の上肢への痺れを診るテストになります。
頚の動きによる痛みにも上を向いた時頚に痛みが出るというものとそれに加え上肢に痺れが出るというもので全く疾患の状態は変わってきます。もし頚を動かした時痛みやしびれを感じる、心当たりがあるという方は当院にご相談ください。

(2019年11月10日)


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