好転反応
好転反応
こんにちは、あうる整体整骨院のブログをいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。
「なんだか体がだるい」「頭が痛い」「とても眠い」どうにも体調がすぐれないというときはありませんか?
そのお悩みは実は東洋医学で使われる言葉で「好転反応」というものに当てはまるかもしれません。
好転反応とは漢方薬やマッサージなどの治療を行った後、症状が回復するまでの過程で生じる症状のことを言います。
例えば最初に肩が痛かったが次第にその肩の痛みが和らぎ、その次に首が痛くなりだす。というように痛む場所が変わっているかのように感じることなどがあります。
人間の体は複数個所に痛みを抱えると、特に痛い部分だけを「痛い」と感知する特徴があります。その部分の痛みが緩和すると、今度は、その次に痛かった部分を「痛い」と感じだします。これが好転反応です。
好転反応の症状は病気と非常に似かよっています。
中には病気と見分けられるものもあるので、こちらに例をあげます。
①不調な状態と並行して、良くなる症状も確認できる場合
不調な状態や不快な症状と並行するタイミングで良くなっているとかんじる症状も出ていれば、それは好転反応の症状の可能性が高いです。例えば「湿疹が出ている一方で便通がよくなった」「足の痛みは改善しないが、食欲が出てきた」などがそれにあたります。
②我慢できる軽度の不調や不快感の場合 下痢や頭痛などと同じような症状であっても、好転反応の場合、その症状は比較的軽度である事が多いです。例えば、「下痢のような症状は見られるが、腹痛はほとんどない」「広範囲に湿疹ができたが、皮膚に痛みもかゆみもない」などです。
当院では姿勢や骨格の矯正を行う構造的改善と同時に東洋医学を用いた体内からの改善も行っています。体内寄りの改善にはたまった老廃物や不要物を対外へ排出することが大事です。例で挙げたように湿疹や下痢は体内にたまった毒物を外へ出すために体が健康維持のために行う反応です。吸い玉やお灸をした際に多く出る反応なのでもし治療後このような反応が出たときは、ほんの小さな出来事でもすぐお知らせください。
(2022年6月14日)