肩こり

クールダウンが必要な理由

運動やスポーツをされている方へ、今日はクールダウンの必要性についてお話させていただきたいと思います。
まず、運動をするということになるとクールダウンの前にウォーミングアップの大事さも説明します。

いきなり運動に入ると、体が重い、思うように体が
動かせない、疲れるとなかなか疲労が抜けないから、パフォーマンスも減退します。

ウォーミングアップ・クールダウンをしっかり行うことで怪我の予防は勿論、体全体の調子を整えてくれることができます。

ウォーミングアップ(準備運動)の目的や期待できる効果は、体を軽く動かすと、血液を全身に送りこむことができます。
全身の血行を良くしたり、エネルギーを作りだすために必要な酸素を十分に取りこんだりすることが期待できます。

体温・筋温の上昇
運動に適した体温及び筋肉の温度を作ります。
体の隅々まで血液を循環させることにより、筋肉のこわばりをほぐし、運動に適した柔らかさにする目的が
あります。

運動時の怪我を予防する
十分に関節回りや筋肉を温めておくと、運動による
体への衝撃を受け止める用意ができ、怪我や故障の
予防につながります。

運動開始時のパフォーマンスを上げる
可動域を広げ、十分に血液を筋肉の隅々まで届けて
おくと、何もしないときと比べてスムーズに体を動
かすことができます。

そうすることにより動きの質が良くなり、技術・体機能の向上が見込めます。
試合でもよいパフォーマンスへとつながります。

ウォーミングアップは筋肉の温度を上げ、筋肉への血流を促す働きがあります。
さらに関節可動域を広げるメニューを加えて主運動に備えましょう。

次のような方法を参考にしていただければと思います。

ウォーキング→ランニング
最初はゆっくり歩くところから始めます。スローぺースから入り徐々にランニングに移行することで心拍数を上昇させます。
体を温めるとともに、筋温も上昇させ、筋肉への血流を促します。
軽く汗ばむぐらいまで行うと運動がしやすくなります。

ストレッチング
運動前のストレッチは、約8〜12分ほどで主運動に
使用する筋群を伸ばすことが望ましいとされていま
す。
加えて筋肉のパワーを引き出すために、実際の種目にてきした動的ストレッチを用いるのが良いでしょう。

運動をしたあとはクールダウンです。

十分なクールダウンは疲労回復・障害予防に非常に
有効です。

運動によって興奮している神経・筋肉を鎮静させる
働きがあります。

疲労の軽減・柔軟性の回復・傷害予防
運動終了後、筋肉の中にたまった疲労物質を排出す
る効果が期待できます。
硬くなった筋肉をゆるめ、柔軟性を回復させると同
時に、運動で傷ついた筋組織への修復も進めること
ができるため、傷害予防につながります。

体に負担をかけないようにする
運動強度が高ければ高いほど、筋肉と心臓は連動し
て血液を体内に循環させています。

急に運動を中止すると筋肉中にある血液は内臓へと
戻りづらくなり、めまいや体調不良につながる恐れ
があります。

徐々に強度を落とすクールダウンを取り入れること
で、無理なく全身への血流回復を促し、体への負担
を軽減することができます。

クールダウンの方法
主運動から徐々に強度を下げるため、ジョギングやウォーキングで徐々に心拍数を落としていきます。

心拍数を通常に戻すことと合わせて運動で酷使した
部分にたまった疲労物質を血流にのせて分解・排出
する効果が期待できます。

ジョギング・ジョグ
若干遅く感じる速さで構いません。呼吸が落ち着い
てくる速さで行います。

呼吸の荒さ、拍動がおちついてきたらウォーキング
に切り替えてもよいでしょう。

ウォーキング
深呼吸をしながら歩いていただけるとより効果的です。
呼吸と同時に血液が循環し、酸素と栄養を十分に送り届けることができます。

ストレッチ

運動で使った筋肉をゆっくり伸ばします。

負荷がかかった部分は硬くなっているので、反動を
つけず各部位30秒〜自分が気持ちいいと思える時
間で行います。
セルフストレッチだけではなく、チューブやポール
などのツールを活用して伸ばすのも効果があります。

主運動がメインとなるとついウォームアップやクー
ルダウンはおろそかになりがちですが、運動前後こ
そパフォーマンスアップの秘訣が詰まっています。
まずは運動前後に体を目覚めさせる、そしていたわ
る習慣をつけてみましょう。
運動効果だけではなく、体へもいい影響がでてくる
でしょう。

(2020年11月15日)


鍼灸治療の効果

鍼灸の効果が出る仕組みのメカニズムの詳細はすべて明らかになっているとは言えません。
しかし、鍼灸治療は臨床と研究が重ねられ、ある程度の作用の仕組みについてはわかってきていると言えます。
主に下記のような作用が働くことで、効果がでるのではないかと考えれられています。
これらは「肩こり、腰痛」といった従来の鍼灸の効果のイメージにとどまることなく、頭痛、風邪、胃腸の病気、下痢・便秘、冷え性、耳鼻科の病気や、自律神経失調症などの精神的疾患、生理痛などの婦人科系疾患、ひいては脳卒中の半身麻痺などの効果が引き出させることも指摘されているのです。
生体機能調整作用
組織や期間の機能を回復させる作用が、症状により異なる働き方で起こることがわかっています。
疼痛やけいれんなどは、鎮静作用により
、機能が異常に高まっている状態を抑
える働きをする
痺れ、運動麻痺といった神経や臓器の機能低下は興奮作用により働きを再び活発化せる
のように何に作用させるかで効果を変えることができます。
血行促進作用
症状が起きている患部と健康な部分を使い分けることで、下記のような作用が働くと考えられています。
肩こり、筋肉痛、動脈硬化などは血管
を拡張させ、血行を促す働きが起きる
関節炎などの炎症は患部に集まってい
る血液を健康な部分に移動させること
で、炎症を鎮める作用が起こる
免疫力の活性化作用
白血球を増やすことで、生体防御機能が高まり、身体全体の免疫機能を活性化させる働きをすると考えられています。
また、血行促進作用、生体機能調整作用によりガンや感染症にかかりにくい体質づくりにも役立つと考えられています。
民間療法的に定着していった鍼灸治療ですが、ここ数十年の間に鍼灸治療も含めた伝統的な医学は世界に普及し、現在では世界中で研究と実践が進められている普遍的な存在へと変貌を遂げています。
1979年にはWHOは鍼灸治療の適応疾患43疾患を発表し、2001年には大学病院での医学部教育課程に東洋医学が取り入れられるようになるなど、もはや民間療法ではない正式な医療としての役割の重要性は日に日に高まっています。
そのような背景には、ストレス、さまざまなアレルギー、慢性疲労など不定愁訴と言われる現代社会特有の疾患が増えてきており、それらに対して鍼灸治療はまだ未知数の可能性を秘めていると言っても過言ではないのではないでしょうか。
現在大きな問題になっているコロナウィルスにも、感染しない体作りを作る手段として有効だと私はおもいます。

(2020年8月28日)


意外と知らない鍼灸治療

鍼灸治療は、いまや世界保健機関(WHO)からさまざまな症状に効果があると認められている、世界中で認められた治療手法です。
知っているようで意外と知らない鍼灸治療についてご紹介いたします。
身体の特定の点を刺激するために専用の鍼や灸を用いた治療法のことをいいます。国家資格試験である「鍼師」「灸師」が施術の資格を保有しています。
一般的によく治療に使われる鍼は髪の毛程度の細さなので、熟練したはり師であればあるほど刺入したときの痛みはほとんどありません(ただし皮膚には痛みを感じる点(痛点)があり、ごくまれにチクッとすることもあります)。
鍼灸といえば「頭痛、肩こりに効く」「東洋医学」というイメージにとどまる方が多いのではないでしょうか?
しかし、最近でも厚生労働省の発足したプロジェクトチームにより、西洋医学だけで対処できない現代のさまざまな疾患に対して鍼灸治療も取り入れた医療の促進を進めていくようになりました。
また、中国、日本だけでなくアメリカ、ヨーロッパでは日本以上に医療現場での活用が進んでおり、もはや医学の東西という枠組を超えて、人々にとって重要な医療手法としてグローバルに認識されています
長い歴史をもつ鍼灸治療
鍼灸の歴史は大変深く、紀元前の中国ではすでに鍼治療が広く流行したという文献も残っており、約2000年以上の長い歴史がある伝統医学です。
日本では奈良時代に伝えられたとされ、江戸時代には庶民にも広まったとされています。
 戦後には現在の「あん摩マッサージ指圧師、鍼師きゅう師などに関する法律」の原型である法律が制定され、日本の鍼灸はより科学的な裏付けが強く求められるようになり、研究も学会レベルで進められるようになりました。
日本の鍼は、中国の鍼と異なり非常に細い鍼を用いています。太い鍼の方が効果があるとされていますが、その代わり痛みが強いのが特徴です。
痛みに敏感な日本ではあまり普及せず、杉
山和一という人物が考案した管鍼法という、細い鍼と管を組み合わせた鍼治療が一般化して現在に至っています。
東洋医学と鍼灸治療の仕組み
西洋医学では病気の原因に着目し、その原因を除去することで病気を治療するというアプローチ方法をとりますが、東洋医学では病気を体全体のバランスが崩れていることから症状が生まれ、そのバランスを自然治癒力により戻すことができれば病気が治る、という考え方をしています。
基本的な考え方として「気・血・水」の
バランスが保たれている状態が健康状態であり、気・血・水のバランスの崩れ方によって治療法が定められており、鍼灸では2000以上のツボを症状に応じて使い分けるのです。
「気」
体内を流れるエネルギーのことで、元気や気力
の『気』という意味をもちます。
 「血」
文字通り血液のこと。血液が循環して全身に栄養を運び、潤いを与えます。
「水」
血液以外の体内にあるリンパ液やその他の水分のこと。消化や排泄に影響するほか、臓器をスムーズに働かせる潤滑油のような作用もあります。
このうち、「気・血」が体内を巡るための通り道のこと経路」と呼びますが、これこそが鍼治療の重要なポイントである「経穴(ツボ)」の集合体にあたります。
経絡が滞らないように、また滞った経絡を改善するために、経絡の各所にあるポイント「経穴(ツボ)」に鍼や灸を施すことで、「気・血」の流れをスムーズにすることが鍼灸治療なのです。
このような西洋医学との違いはありまが、病気の根本的な原因を除去する、という目的はどちらも共通しており、同じ医学の異なる領域として、医療の分野では使い分けていくことがべストであると考えられます。

(2020年8月28日)


夏バテ

こんにちは。
あうる整体整骨院です。
気温が高くて過ごしにくい季節になりましたね。
暑くて過ごしにくい夏。熱さだけでなく、ジメジメ&ムシムシとした強い湿気も襲ってくることでしんどさ倍増の日本の夏です。
夏本番を迎える頃には“カラダがだるい”、“ヤル気が出ない”、“食欲がない”など、いわゆる「夏バテ」の症状で悩まれる方も多いのではないでしょうか?
今年こそ、夏バテ知らずの元気なカラダで過酷な夏を乗り切りましょう!!
夏バテの主な症状...
⚫ヤル気が出ない
⚫倦怠感がある、体が重い
⚫食欲がなくなる
⚫熱っぽさ、のぼせ感
⚫便秘・下痢
⚫目眩・立ちくらみ
⚫イライラ
⚫頭痛
⚫浮腫
などなど…
夏バテの原因は…
何といっても“暑さ”そのものが原因ですが、暑さから引き起こされる以下の要因が組み合わさることで夏バテになると考えられます。
・自律神経の乱れ
自律神経は、様々な内臓器官の働きを調節する自分の意志ではコントロールできない神経です。
体温調整も自律神経が担っています。
暑い屋外からエアコンの効いた室内に戻るなどの急激な温度差が繰り返されると、この自律神経に大きな負担をかけることになります。
・水分不足
夏は体温を下げるために汗を多くかき、体内の水分と塩分(電解質)が失われることで脱水状態となることがあります。
脱水状態では、体をめぐる血液の量が不足し、心臓や腎臓に負担をかけたり、臓器や筋肉に必要な栄養素がいきわたらなくなることで身体の動きを鈍くさせます。
熱中症に移行する恐れもあり危険な状態です。
・睡眠の質・量の低下
現代では、アスファルトやエアコンの室外機、都市部の住宅密集化、自動車の排気ガス、などが原因で夜間も温度が下がりにくく、熱帯夜が続くことも多くあります。
心身の疲労を回復するために必要な睡眠の質・量が低下することで、不調を引き起こします。
・胃腸の冷え
暑い時期は、どうしても冷たい飲み物や食べ物を摂取しがちになります。
しかし、冷たいものばかり摂っていると胃腸が冷えて消化機能が低下してしまいます。
消化機能の低下はさらなる食欲不振を招き、下痢をしたり、栄養の吸収が妨げられて栄養不足の状態になります。
夏バテ対処&予防法
・空調管理、体温調整
室内と屋外で気温差が大きくなると体が対応しきれなくなります。室内温度が28度程度になるように空調を設定しましょう。
ただ、電車やスーパーなど、公共の場などでは空調が効きすぎているときもありますので、羽織るものを持ち歩いたり、冷風に直接当たらないようにするなどの工夫もよいでしょう。
また、湿度が高くなると不快に感じるため、除湿機能を使うことも有効です。
栄養のある食事
食欲不振などからくる栄養不足を補うため、少量でも栄養価の高い食事を心がけましょう。
タンパク質やビタミン・ミネラル類を豊富に含んだものが理想です。梅干しや酢、レモンなどに含まれるクエン酸は疲れの原因になる乳酸の発生を抑えてくれます。
水分補給
発汗は水分だけでなく、塩分(電解質)も同時に失っています。
特に激しく汗をかいたようなときは水だけではなく、スポーツ飲料や経口補水液などによる水分補給を行いましょう。
ただし、これらは常飲すると糖分やカロリー過多になるので注意が必要です
胃腸への負担を減らすため、涼しい室内では常温か温かい飲み物にすることも有効です。
食事で摂れる水分以外に、こまめに水分摂取をしましょう。
休養
睡眠の質は眠り始めの3時間がとっても重要です。その3時間にぐっすり眠れているかによって左右されます。
寝室を快適な室温にして入眠をサポートしましょう。
タイマー機能などを使い、寝入る間は冷房をかけたり、寝具をひんやりとしたマットやござ、吸・放湿性に優れた天然素材(綿、麻、絹など)を取り入れるなどのほか、氷枕で直接頭部を冷やすことも効果的です。
睡眠不足を感じるときは昼寝を15分~20分ほどとると疲労回復に役立ちます。
また、夏場もシャワーだけでなく湯船につかることでリラックス効果が期待できます。入眠を促す作用もありますから、少しぬるめのお湯で身体を温めましょう。
適度な運動
暑い時期は涼しい部屋でダラダラと過ごしてしまいがちですが、適度な運動を取り入れることで血流が良くなり、運動で上手に汗をかくことで体温調節もスムーズにできるようになります。また、体温を上げる必要がない夏場は基礎代謝が落ち、意外にも太りやすい時期でもあります。体力を維持するためにも体を動かす習慣はぜひ取り入れたいところです。
夏に運動を行う際は、熱中症の危険もあるため、空調のない部屋や閉め切った部屋で行わず、体調に異変を感じたときにはすぐにやめましょう。
当院では、夏バテには鍼灸治療が有効と考えます。
鍼灸治療は免疫力アップに効果的ですので、夏バテしにくい体づくりが出来ます。
また、弱ってしまった内蔵の働かを促すような効果もあります。
夏バテで食欲がないとき、夜の眠りが浅い時、体が重くて何となくしんどい時など、病名がつくような病気ではない、所謂「不定愁訴」にはその人にあったツボを使って治療していきます。
整骨院で治るの?と思うような症状でも1度ご相談くださいね。

(2020年7月26日)


月経前症候群

こんにちは。

今日は月経前症候群(月経前症候群)についてお伝えします。

月経前症候群(PMS)とは、月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものと定義されています。

⚫原因

原因ははっきりとはわかっていませんが、女性ホルモンの変動が関わっていると考えられています。
排卵のリズムがある女性の場合、排卵から月経までの期間(黄体期)には、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されます。
この2つのホルモンは妊娠しやすいような体を作る働きをしています。
そのため、月経前にはPMSのような妊娠超初期と似たような症状が現れるのではと考えられています。

また、この黄体期の後半、月経の少し前にたくさん出ていた卵胞ホルモンと黄体ホルモンが急激に低下し、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こすことが、PMSの原因とも考えられています。
しかし、脳内のホルモンや神経伝達物質はストレスなどの影響を受けるため、PMSは女性ホルモンの低下だけが原因ではなく多くの要因から起こるといわれています。

⚫症状

精神神経症状としては、情緒不安定、睡眠障害、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下など、

自律神経症状としてのぼせ感、食欲不振・過食、めまい、倦怠感など、

身体的症状としては、腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、乳房の張り、お腹の張りなどがあります。

この中でも精神神経症状が強く出る場合は月経前不快気分障害(PMDD)と呼ばれることもあります。

⚫診断

上記症状が月経前に毎月現れ、月経開始後には和らぐことが特徴的です。
出た症状を細かく記録し、月経周期との関連を確認することでPMDDやうつ病など精神神経疾患でないことを確認します。
日本では月経のある女性の約70~80%が月経前に何らかの症状があります。特に思春期の女性ではPMSがより多いとの報告もあります。

⚫治療法

薬に頼る治療法としては、排卵抑制療法(排卵を抑制する)
低用量経口避妊薬(OC、低用量ピル)などを用いることで排卵を抑制しホルモンの分泌をコントロールすることで症状を抑える方法です。

薬に頼らない治療法としては、まず、症状日記をつけ病状を把握することで、対処しやすくなります。
うまくPMSと付き合うために、気分転換やリラックスする時間を作ることが効果的です。
また、カルシウムやマグネシウムを積極的に摂取し、カフェイン、アルコール、喫煙は控えたほうがよいと言われています。

当院では、PMSでお困りの方には鍼灸治療をオススメしています。
鍼灸治療はお身体の免疫力をアップさせ、自然治癒力を高めます。
症状に合わせた経穴(ツボ)を用いて治療を行いますので自宅でセルフケアできる代表的な経穴(ツボ)をご紹介します。

三陰交(さんいんこう)
三陰交は「婦人科の要穴」と言われ、生理・妊娠・出産・更年期など女性特有のカラダの変化によって、引き起こさせる様々な不調。
特に生理痛・生理不順・不妊・逆子などの婦人科疾患によく用いられます。

【場所】
内くるぶしから指4本上、骨と筋肉の境目にあります。
ゆっくり呼吸しながら軽く指で圧迫してあげましょう。
温めるのも効果的です。

関元(かんげん)
「気を整えるツボ」として知られており、婦人科の治療にもよく使われています。
生理痛が重い女性は、生理痛がはじまってからツボを押すのではなく、日ごろから温めたり、マッサージしていると過ごしやすくなります。

【場所】

おヘソから指4本分を下にいったところにあります。強く押しすぎると中の内蔵を圧迫していまうので摩ったり温めたりしましょう。

どちらの経穴(ツボ)も日頃から温めてあげると生理痛の緩和にも繋がりますよ!
PMSは人によって出る症状が異なります。
症状にあった治療をすることで不調知らずのお身体を目指します。

お困りの方は1度当院にご相談くださいね!

(2020年7月15日)


梅雨の体調管理

いよいよ梅雨ですね。
この時期は体調も崩しやすく、不定愁訴とよばれる原因がハッキリしない身体の不調が現れやすい時期にきています。
めまいやたちくらみ、火照りや汗など突然おこってくるこの状態は自律神経の乱れが深く関係しているのではないかと考えられています。
私達あうる整体整骨院にもたくさんこのようなお悩みでこまっている患者様がおられ、鍼灸治療など身体の状態を立て直す治療に取り組んでいます。
そもそも自律神経の乱れる原因は急な外環境の変化に内環境がついていけなくて、身体のバランスが崩れてしまっている状態をいいます。
もともと自律神経は身体を活発に動かすための交感神経と身体を休ませるための副交感神経からなります。
外環境とは外気、気候など季節や時期により変化が著しいものですが、それにともない、身体の内部は血流の変化や酸素のとりいれ量、そして内臓の働き、ホルモンの分泌など多種多様な状況への対応がおこなわれます。
このタイミングやバランスが崩れ、身体を活発に動かさないといけないときに副交感神経が優位になったり、身体を休めたいときに交感神経が優位になったりすると体調にも影響が出てしまい梅雨の時期独特の体調不良の原因になるのではと考えられます。
我々あうる整体整骨院ではこのような体調を崩しやすい時期に自律神経を整える手技メニューを患者様にご提案させていただいています。
まず一つはヘッドマッサージです。
頭皮のマッサージになりますが、東洋医学では頭には沢山の自律神経を調節するためのツボがあり睡眠不足やめまいなどにも効果のある手技です。
硬くなった頭皮をほぐすと頭皮の下を走る血管やリンパにも流が促進されスッキリとした爽快感を味わって頂けます。
そして2つ目はフットマッサージです。
足裏を重点的にマッサージする方法ですが足の裏には経穴の他に内臓への反応点があり体内からスッキリして頂く事ができます。
フットマッサージは本当にその名の通り足のマッサージになりますが、足は単純に一番疲れやすい所でもあり、足が軽くなり動かしやすくなるだけでも身体への負担はなくなります。

今年に入りコロナウィルスの未曾有のパンデミックや外出自粛など新しい環境によるストレスで体も心も気づかないうちに疲弊してしまっている方も多いであろうと思われます。

体のケアはもちろん、我々あうる整体整骨院は日本一心があたたまる整骨院を目指しています。

気晴らしやおしゃべりにでも立ち寄っていただけたら嬉しいです。

 

(2020年6月28日)


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