開く骨盤はそこ(底)が肝心!?
こんにちは!久々ブログで登場!
あうる整体整骨院の鍵本です!
今日は骨盤矯正に大きく関わる筋肉を紹介します!
その名も…骨盤底筋!
名前の通り、骨盤の底にある筋肉なのですが
この骨盤底筋、骨盤底筋群と言われる沢山の筋肉で構成され、『骨盤』というお茶碗の底についているのです。
この骨盤底筋が弱るとどうなるか…
まず、おしっこや、う◯ちが我慢できなくなり
『尿もれ』の原因になります!
骨盤というお茶碗には、骨盤内臓器といって子宮や直腸、膀胱などが収納されていて、骨盤底筋が弱る事で臓器が下へ垂れ下がり、臓器が出ようとしてしまうのです。
特に女性は男性よりも膀胱から尿道が短いので、少しの尿意も我慢しづらくなり、『尿失禁』(おしっこちびり)になりやすいんですね。
しかも骨盤というお茶碗の底は、大・小2つの穴が空いており、出産時に赤ちゃんはここを通ってこの世に産声をあげます!
その時に広がる穴の大きさは大体直径10センチなんだとか…考えるだけで痛い…
筋肉を傷つけながら穴が広がるので筋肉が緩み、妊娠により広がる骨盤の開き方に拍車をかけます。
出てきた赤ちゃんサイズに広がった骨盤を戻すには、骨盤の矯正と骨盤底筋を締める必要があると言うことですね!
ではこの骨盤底筋、どのようにして鍛える事が出来るのでしょう⁇
まず、骨盤底筋には2種類あり
瞬時に働く『速筋』と
働き続ける『遅筋』があります。
速筋は咳やくしゃみなどした時に尿が漏れないように尿道を締める働きがあり、遅筋は尿意を感じてから尿道を閉め続け排尿を我慢する働きがあります。
どちらも両方鍛える事が重要です。
気になる鍛え方ですが
簡単な表現をすると、「おしっこを我慢するように力を入れる」ことです。
しかしこれがイメージが湧きにくいので
仰向けになって膝揃えて立てます。
そしておへそと骨盤を天井に突き出すように
足で踏ん張って持ち上げます!
膝が開かないようにしっかり閉じるのが重要です!
巷では『姫トレ』ともいうようです。
速筋は持ち上げ動作を素早くする。
遅筋は逆に骨盤を持ち上げたまま10秒キープ
この体操を5回×5セット行います。
お尻の穴を締めるイメージが湧くのではないでしょうか⁇
骨盤底筋が鍛えられる事により骨盤が締まり
お尻に力が入るので立ち方が綺麗になります。
もちろん、咳やくしゃみによる突然の尿漏れも防止されますので、「あっ!!!」と冷や汗かくような事もなくなりそうですね!
簡単な体操なので、できているかのチェックが難しいですので、最初は上げたままキープする体操を繰り返す事で、お尻が締まる感じを掴んでくださいね!
骨盤の底が締まると、恥骨結合という骨盤の前の連結部分が安定し、お茶碗の広がりが抑制されます。
骨盤矯正の入門編といっても過言ではないかもしれませんよ!
(2020年4月18日)