小児発熱

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎

こんにちは!あうる整体整骨院です。

最近皆様もニュースなどの報道で流行していると耳にした事があるのではとおもいますが、「マイコプラズマ肺炎」について本日はお話しをしたいと思います。

我々が勤務している城東区東中浜地区でも感染拡大についてご心配されている方も多く、よく皆様疑問に思うのは、「マイコプラズマ」って何?と思われるようです。
マイコプラズマとは病原体の名前です。自己増殖していく微生物ですが、病理学的には細菌の一つになります。他の細菌と異なるのは細胞壁を持たないので多型多様な形をしています。
そのため、ペニシリンなどの細胞壁合成阻害型の抗菌剤などの効果がないです。
マイコプラズマは熱に弱く界面活性剤により失活します。

マイコプラズマ肺炎の感染経路は飛沫感染、接触感染ですが、濃厚接触が必要で感染拡大のスピードは遅いとされていました。
学校などの閉鎖的な環境のなかで小児の感染がよく報告されていました。

マイコプラズマ肺炎と普通の肺炎の違いについて、
一般的な肺炎とマイコプラズマ肺炎は原因となる細菌が違います。
一般的な肺炎は「定型肺炎」ともいい、原因は肺炎球菌を始めとする様々な細菌です。
前述したように細胞壁があるものなので治療薬としてペニシリンなどの抗生物質が用いられます。
一方、マイコプラズマ肺炎は「非定型肺炎」の一つです。「非定型肺炎」にはクラミジア肺炎やレジオネラ肺炎があります。
どちらも咳、発熱、たん、だるさなどの症状を引き起こしますが、マイコプラズマ肺炎の方が症状は軽くしみやすい傾向にあります。

今回のマイコプラズマ肺炎の流行には大人が感染しているケースがあることが問題となっています。

小児と大人でマイコプラズマ肺炎での違いは大人の方が重症化しやすい傾向があります。
重症化した場合、一部の方々には呼吸不全に陥る場合もあり、入院が必要になり、心筋炎や脳炎などの合併症がおこる事があります。
合併症として、中耳炎、無菌性髄膜炎、肝炎、膵炎、溶血性貧血などもあります。
後遺症として咳が長期的に続く状態になります。

マイコプラズマ肺炎にならないためにも予防として、
①流水と石鹸による手洗いを小まめに行う
②咳エチケットを守る
③人混みを避ける
④帰宅時のうがい
⑤屋外と屋内で衣服を替える
⑥タオルの共用をさける
⑦感染者との濃厚接触をさける
などが上げられます。

これからの季節、風邪やインフルエンザそして今回取り上げたマイコプラズマ肺炎にわかりにくためにも当店でのフットマッサージと鍼灸治療をおすすめします。

人体が本来持つ自然治癒力を高め、たとえ感染したとしても治りやすい体質を手に入れることが大切です。

今の時期からの体質改善と感染予防を推進します!

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(2024年10月26日)


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