免疫力を高める 睡眠

現在、ウイルス感染が、日本だけでなく全世界で問題になっております。

身近にできる

ウイルスからいかに体を守ればよいかを考えたときにやはり人間の体が本来持っている免疫力をいかに高めることが一番良いのではないかと思います。

免疫力を高めるには規則正しい生活をすることが大事です。

しっかり食べて、しっかり運動し、しっかり睡眠をとるとそれだけで免疫力は上がります。

睡眠不足や睡眠リズムの乱れがあると風邪や病気にかかりやすくなるのには根拠があります。

慢性的な睡眠不足や不眠、睡眠リズム障害の患者で免疫力が低下することが、さまざまな研究で明らかにされています。
例えば、不眠症やうつ病の患者などを対象
にした研究では、精神的ストレスの影響と
は別に、睡眠時間の短さや深い睡眠の減少
と免疫機能の低下との間に関連が見いださ
れています。
免疫機能は大きく細胞性免疫と液性免疫に分けられます。

睡眠に問題があるとその両者がさまざまな影響を受けます。
細胞性免疫とは、体内に侵入した細菌を攻
撃したり、異物を感知して取り込んだりす
る貪食機能を持つ免疫細胞による防御機構のことで、慢性的な睡眠不足や不眠症によってその働きが低下することが明らかになっています。
例えば、慢性不眠症や不眠が多いうつ病患
者では、真っ先に現場に駆けつけ対応する
ナチュラルキラー(NK)細胞の貪食機能が
低下するので早い対応ができなくなります。
また、睡眠不足は液性免疫機能も低下させ
る。液性免疫とは抗体や補体などによる防
御機構のことです。

抗体や補体とは免疫細胞が産生するタンパク質で、主に血液やリンパ液などに含まれるため液性免疫と呼ばれています。

抗体は細菌に結合して細胞性免疫を促したり、ウイルスや異物に結合して感染力や毒性を失わせる作用を持ち、補体は抗体の機能を増強させます。
このように睡眠は体を守る免疫機能にとってなくてはならないものです。

体を強くするには正常な体にもどしてからでないと体力を消耗するばかりで逆効果になる場合もあります。

今まで仕事や家事、育児でただただ忙しくされていた方も多いのではと思います。

この機会にご自身の生活習慣を見直し、規則正しい生活を心がけてみてはいかがでしょうか?

規則正しい生活で健康で健やかな毎日がすごせるように当院ではいろんな知識を持った専門家が多数在籍しております。

少しでも皆様の生活にお役に立てるよう全力で対応させていただいておりますのでなんでもご相談ください。

(2020年3月21日)

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